よくあるご質問

よくあるご質問をまとめました。
こちらに記載のない質問については、どうぞ
お気軽にお問い合わせくださいませ。

こんなに安いのはなぜですか?

葬儀費用は昔から高いのが定説でした。平成に入り、価格に疑問論調がわきあがると、斎場を建設して豪華さをアピールしたり、分業制にしてスタッフを増やしたり、料理を豪華にしたりと、大手は何かと値段の下落を防ごうとしています。ライフサポートは、その分全てにおいて最低限必要な商品だけを揃え、経費を抑え、少数精鋭で行うことで、お客様に低価格でご案内できるようにした全国でも最初の葬儀社なんです。

追加費用が発生しないというのは本当ですか?

ライフサポートの各プランには葬儀を行うのに必要な商品が全て含まれています。ただし、絶対に必要ではないが、してあげたいと思われる商品をご希望の場合は、別途料金が発生します。

葬儀費用を用意することができない場合は、どうしたら良いですか?

生活保護の受給者であれば、自治体より葬祭扶助金が支給されるので葬儀は行えます。それ以外の場合は、役所に相談するかライフサポートへご連絡ください。親身になってご相談をお受けさせていただきます。

仲介業者がいると聞きましたが、御社との違いはなんですか?

ライフサポートは、宣伝・相談・お葬式のお世話まで全て自社社員で行っております。(一部地域を除く)仲介業者というのは、地元の契約葬儀社に委託をするだけです。もちろんお葬式の現場には来ませんし、誰が担当者として来るのかも分かりません。プラン内容もライフサポートと変わりません。プラン一覧に記載している市場価格と弊社プラン価格の差額が仲介業者の手数料と思っていただければと思います。ネットワークの広さは利点ですが、契約葬儀社も業界大手が下請けのようになり、二重価格も問題となっています。

選んだプラン以上の人数が来た場合はどうなりますか?

式場収容人数はあくまでも概算です。多少の変動であれば同プランでも対応できます。ただし人数によっては手狭に感じることもございますので、大幅に参列者が増えることが予想される場合は、より広い式場をご提案することも可能です。

菩提寺が遠くにあるのですがどうしたらよいですか?

遠くても菩提寺に連絡することをお勧め致します。遠方であっても来られるお寺様もいらっしゃいます。来られない場合は菩提寺の了解を得て、同じ宗派のお寺様を紹介していただきます。

いつまでに支払いをしないといけませんか?

基本的に葬儀終了後1週間以内に一括清算とさせていただいております。クレジットカードでのお支払いもできます。

葬儀依頼の際に準備しておくものがありますか?

  1. 担当の医師より死亡診断書(検案書)をお受け取りください。
  2. 役所へ提出する死亡届の届出人様の認印をご用意下さい。
  3. 火葬料金をご準備下さい(市区町村により異なりますので、ご質問下さい)

寺院・僧侶の紹介はしていただけますか?

はい、全ての宗派で可能です。もちろん紹介料は頂きません!!
また、依頼したからといって檀家になって、お付き合いしないといけないこともありません。お布施に関しても、一般的な相場より半額以下でご案内出来るかと存じます。

母の火葬許可証は福岡市からもらっているのですが、筑紫野市で母の遺体を火葬するとなると、もう一度もらい直さないといけないのでしょうか。

火葬許可証(正式には埋火葬許可証)は筑紫野市でもらいなおす必要はありません。火葬場の予約は別でしないといけません。各施設ごとに予約方法が違います。
担当の葬儀社スタッフにお願いされてください。その際は印鑑をご準備されてください。場所によっては火葬施設の使用許可が必要になることもあります。
又、お母様の住民登録が筑紫野市以外の場合、火葬料金は区域外の料金となり通常2.5万円が6万円となります。

亡くなると北枕にして寝かせますよね。
あれにはどういういわれがあるのですか。

北枕というのはお釈迦さまが亡くなられた時の姿勢を表しています。頭を北向き、顔を西向き、右脇腹を下にした状態の事です。地球の地軸の関係とも言われていますが、気の流れが良くなるという説もあります。自然とお釈迦さまはその事を知ってその体勢になられたと言われております。
しかしながら現代では家の作りがそれに合わせて作られてないため、部屋の状況(上座下座)で判断することをお勧めいたします。頭を西向きにすることも良しとされています。神式では同じような形、キリスト教や無宗教式では特に関係はございません。

おじいちゃんの部屋は布団を北向きにするのはちょっとできないのですが、その場合にはどのようにして安置したらいいんでしょうか。

仏教でしたら北向きにできなければ西向きでも大丈夫です。
それは西方浄土という言葉があるように西の方に浄土があると考えられているからです。その他にはお部屋の上座下座で判断することもあります。お部屋の入り口近くや廊下側、トイレのある水場の方向は下座です。部屋に床の間があればそこが上座になります。神道であれば、お部屋から見て向かって右がお部屋の上座になります。
キリスト教や無宗教では関係はございません。


病院より私は先に自宅に帰って亡くなったおばあちゃんを安置する部屋を用意しますが、寒いから暖房を入れておいた方がいいでしょうか。

恐れ入りますが暖房は入れないでください。故人様の御身体の状態が悪くなる可能性があるためです。できれば敷布団だけご準備ください。シーツや枕は不要です。
葬儀社のプランには故人様を御包みする布団が通常付属されております。
またお布団へ御寝かせした後はドライアイスをあてさせていただきます。寒い時期の時は故人様を御寝かせする部屋と皆様の生活する部屋を分けていただければ暖房をつけていただいても大丈夫です。

うちの田舎のお寺は遠方にあります。いずれ田舎のお寺に納骨はするのですが、葬式はこちらの適当な浄土宗のお寺を紹介してもらえませんでしょうか。

浄土宗の寺院をご紹介させていただく事は可能です。しかし代々のご先祖様をお守りいただいているお寺様にはきちんと筋を通しておく必要があります。
後々もめないためです。
まずは田舎のお寺様にご連絡していただき、亡くなられたことを伝えてください。遠くても葬儀に来られるというお寺様もいらっしゃいます。田舎のお寺様が来られなければ戒名だけでもつけていただくお願いをしてください。来られない場合で他の寺院のご紹介がなければご紹介させていただきます。
尚、49日法要や納骨の段取りは仮予約だけでもお願いしていたほうが安心です。

私の家には菩提寺がありません。知っているお寺もありません。もし家族が亡くなったときには、やはりお坊さんに来てもらってお経をあげてお葬式をしてほしいのです。どうしたらいいでしょうか。

お寺様のご紹介は可能ですのでご安心ください。菩提寺がないということはお客様の家は分家だと思われます。本家に連絡してお家の宗派を確認いただければ同じ宗派でご紹介が可能です。宗派不明の場合は仏壇や御位牌で確認も可能です。
尚、信教の自由は日本国憲法でも定められています。必ずしも本家の宗教に従う必要はありません。お客様で判断いただいても大丈夫です。

神棚に紙を貼ってくれましたよね。あれはいつまでそうしておくのですか。また、仏壇はそうしなくてもいいのですか。

紙を貼ることを「神封じ」といいます。49日もしくは50日の忌明けまで貼っておきます。仏壇には紙を貼る必要はございません。神道では不幸事を穢れとしているため、仏教では49日、神道では50日間はご不幸事の穢れが一番強い時期と言われ神棚に穢れが及ばないようにします。
仏壇の扉は浄土真宗は開けておき、その他の宗派では閉めるのが基本です。

祭壇の上に銀紙を編んだようなものが花瓶に挿してありますね。あれはなんと言うのですか。また、いわれがあるのですか。

四華花(シカバナ)と呼びます。お釈迦様の死にちなんだいわれがありまして、
四華花(シカバナ)はお釈迦様の死を悲しみ、沙羅双樹の木が白変したことからきております。祭壇に供える葬具のひとつで、白い紙に細かく切れ目を入れて細い棒にらせん状に巻きつけたものです。悲しみを表すために必要とされ、かつては、葬列の際に親族が持ったり、柩の隅に置かれたりしました。

お坊様に枕経をあげていただくとき、やはり家族は喪服を着ないといけないのですか。初めてのものですからわからないのでお聞きするのですが。

服装を気にする必要はありません。あまりにも早々に喪服を着用すると死を待っていたと捉えられかねません。お気を付けください。
まずは亡くなられた方に対して感謝の気持ちを持ち、心を込めて弔うことが何よりも大切です。枕経は亡くなられた方が彼岸に赴く心構えを教えるお経です。
昔はお通夜までは、まだ生きているという想いがあり、それまでは喪服を着用しないこともありました。喪服は本来葬儀からの着用でよいのです。現代の葬式事情では通夜も翌日の葬儀に参列できない場合の本番と捉える傾向もあるのでお通夜からの着用がほとんどです。

うちは浄土宗ですが、母は生前に自分の着る死装束を、手甲、脚絆まで自分で作っていました。あれを母に着せてやりたいと思うのですが、あれはどんな意味があるのですか。

死装束や白装束というのは葬儀の時に亡くなられた方に着せる衣装の事です。通夜の前の納棺する際に行うのが一般的です。浄土へ旅立つ際の衣装で仏様の弟子として修行僧の姿になぞらえたものなのです。死装束は経帷子と言います。その他にも身に着けるものが10点以上ございます。手甲と脚絆もその中の一つでございます。白いのはまっさらな状態で旅立つのをイメージしたり、着せ方も通常生活の時とは逆に左前に着せたりもします。お母さまがご自身で用意されていたとの事ですから、ぜひ着せてあげましょう。着せ方や紐の結び方があるのでお教えさせていただきますので納棺師と一緒に行いましょう。

通夜には線香の火を絶やしてはいけないといいますが、私は喪主ですが、看病続きでおまけに歳だから孫に頼んではいけないでしょうか。

お線香の番はお孫様に頼まれても大丈夫です。喪主様だけが行うものではありません。本来は遺族や親族の皆さんで交代しながら行うものです。生前の看病や突然のお別れ等で精神的にもお疲れでしょうから皆様を頼られてください。
火を絶やしてはいけない理由は、お線香の灯明が亡くなられた方の旅の足元を照らすという意味があります。
最近は家族葬が増え、少人数のお葬式が増えております。お通夜は亡くなられた方とご遺族が共に過ごす最後の大切な時間と言われておりますが、無理をしてご遺族様が御身体を壊されては故人様も悲しむことでしょう。お気持ちの中で火を灯すことを忘れなければ無理をされる必要はございません。

無宗教の「お別れの会」って最近聞きますが、あれで焼香してはまずいでしょうか。お寺との付き合いはないが、会葬者にはお焼香の方が慣れていると思うのですが。

無宗教葬の告別の方法には特に決まりはございませんので焼香しても大丈夫です。参列される方が慣れている形式が良いでしょう。
無宗教葬は決まりがないお葬式なので大切なのは気持ちを込めてお別れしていただく事だと思います。

母の出棺の際の挨拶について、本来は喪主である長男の私がしなくてはいけないでしょうか。私は口下手なものですから、人前で話すことに慣れている兄弟に頼みたいのですが、いいでしょうか。

出棺挨拶は喪主や遺族、親族代表の方が行うのでどなたでもかまいません。
葬儀の際の遺族代表挨拶は喪主や遺族が行うことが多いですが可能であればできるだけ喪主様がされるのをお勧めいたします。
短くともご自分の言葉で感謝の言葉を伝えるのが良いと思います。雛形もありますし、書いた紙を読みながらでも大丈夫です。家族葬の場合、ごく少数だからと行わないこともあります。

私は故人にはたいへんお世話になったものだから、ぜひ弔辞を寄せたいと思って書いて持参しました。読ませていただけますか。ご遺族には話していないのですが。

ご遺族の了解をいただかずに弔辞をお読みいただくことはできません。
ご遺族様にお伝えしてみてはいかがでしょうか。是非、同席させていただきます。ご遺族様も喜ばれると思います。お話がまとまりましたら葬儀の式次第の中に組み込みますので作法や動線のご説明をさせていただきます。

(式場玄関にて)すみません。私は故人の叔父ですが、脚が悪いので車椅子で来ました。このまま中に入ってもかまいませんか。

もちろん大丈夫でございます。私どもで式場のお席までご案内させていただきます。ご焼香の際にもお手伝いさせていただきます。何か不都合がございましたら何なりとお申し出ください。

親戚の者が、あなたは死者の母親だから火葬場に行ってはいけないと言うのです。それじゃ不憫で私も最後まで見送ってやらないと気がすみません。どうしても行ってはいけないのでしょうか。

親より子が先に亡くなることを「逆縁」と呼び、親の悲しみに配慮して火葬場へは行かないという慣習が一部の地域でございますが、逆に最後まで見届けてあげたいというお気持ちもあることでしょう。お母さまが納得される行動をとられて良いと思います。
慣習が絶対と勘違いされるケースもございますので親戚の方へは葬儀社担当スタッフからご説明させていただきます。

よく葬儀の場で「逆縁」という言葉を聞きますが、あれはどういう意味でしょうか。息子は「実家に逆らうという意味じゃないか」などと申すのですが。

ご葬儀の場での逆縁とは、親より先に子が亡くなられたり、通常とは異なった形を申します。仏教では、仏教の教えに逆らうことを表す言葉でもあります。
年長者が年少者の供養をすることも逆縁と言われております。

火葬の後、皆でお骨を拾いますね。「骨上げ」と言いましたかね。あのとき箸を使いますが、どうして箸を用いるのですか。

「骨上げ」の事は「収骨」と言ったり「拾骨」ともいいます。
箸を用いるのは「箸渡し」と言って「箸」と「橋」の音が共通なことから、故人様をこの世からあの世へ「三途の川」を渡らせてあげるという意味で行われます。
また箸は2本互い違いのものを使用します。1本は竹、もう1本は白木を使います。これは通常生活では行わない使い方をすることで非日常を表しております。
また、白木を舟、竹をオールにみたてる地域もあるようです。収骨は現在では2人一組で行われます。最初の1回だけです。2巡目以降は一人で収めていきます。遺族による拾骨は日本独特の儀礼といわれています。

初七日の法要の後の食事ですが、何人来てくれるか見当がつきません。こちらは火葬場まで行ってくれた人は全員に来てほしいのですが、数がわからないから、一人ずつの弁当というわけにもいかないし、どうしたらいいでしょうか。

やはり一人ずつに用意するほうが丁寧な感じがすると思います。日程の連絡をする際に各家族の代表の方に火葬場まで何名来られるか聞くのもよい方法です。その後の会食までの参加をお願いしてください。料理屋さんも仕込み等がありますが、若干数の増加なら対応が可能です。通夜の時点、葬儀の時点で人数チェックを行えば大丈夫です。私どももお手伝いいたします。どうしても把握が困難な場合、大皿で用意することにしましょう。

仏事というのはいつまでやらなくてはいけないのですか。十三回忌まではよく聞きますが、それ以降はよくわからないものですから。

33回忌もしくは50回忌で亡くなられた方を追悼する法要は終わります。仏教では亡くなられてから7日目ごとに法要を営み故人を供養します。
これを七仏事と言い、49日をもって忌明けとなります。七仏事のほかに十仏事、十三仏事、十五仏事とあります。七仏事の後は百か日、1周忌、3回忌が加わり十仏事となり、十仏事に7回忌、13回忌、33回忌が加わり十三仏事となり、近世に17回忌、25回忌が加わり、十五仏事となりましたが、一般的には23回忌、27回忌に回忌法要を営んでいるようです。
一般的には33回忌、もしくは50回忌をもって法要は終わり、弔い上げとしております。弔い上げ後は「〇〇家先祖の霊」として祀りますので特定の故人の供養は行いません。追善供養というのは本来毎日行うものですので、特定の日と決めないように日々感謝の気持ちをもってお手合わせいただきたいと思います。
ライフサポートもみじ会館ではお寺様のご紹介も行っております。お気兼ねなくご相談ください。

祭壇にある位牌を見たら白木ですよね。仏壇にあるのはみんな塗ってある位牌で、どう違うのですか。

白木のお位牌は49日まで用いられ、塗りのお位牌は49日以後に用いられます。白木のお位牌は「内位牌」「仮位牌」とも言います。白木のお位牌は49日までは主に仏壇ではなく中陰壇(自宅に御骨壺を安置する祭壇)に置かれます。白木のお位牌は49日以後はお寺に納め、以後はご自宅のお仏壇に塗りのお位牌を祀ります。塗りのお位牌は作るのにも日にちがかかるので早めの準備が必要です。
ライフサポートもみじ会館でも塗り位牌のご相談も承りますので何なりとお申し付けください。

位牌は仏壇の中にいつまで置いておくものですか。もう私が生まれるずっと前の70年以上前に死んだ曽祖父のがあるのですが。

33回忌もしくは50回忌まではお仏壇にて祀られて、それ以後は「○○家先祖の霊」として供養していくのが一般的な形です。故人の位牌はお寺様に相談してお焚き上げしていただくのが良いと思います。先祖代々の位牌として一つのお位牌に合祀するのならお位牌を作らなくてはいけません。
お位牌をお作りになられるのでしたらライフサポートもみじ会館にご相談ください。

よく「忌中」とか「喪中」とか聞きますが、神社にお参りしてはいけないのはどっちの時で、いつまででしたでしょうか。

神社にお参りしてはいけないのは「忌中」で、葬儀後49日あるいは50日までのことです。忌中とは、亡くなられてから49日間のことを言います。「喪中」は、亡くなられてから1年間(12ヶ月)のことを言います。神社にお参りしてはいけないのは忌中の間が最も穢れが強いとされるためです。忌中の間は遺族が亡くなられた方の供養に専念してよい時と言われています。遺族の悲しみを配慮した慣習のひとつですが、公なお祝い事(結婚式等)や遊興事(ゴルフやレジャー)も控えるのが一般的です。

この間、新聞に「戒名料とは言わない」と出ていましたが、葬儀や49日、一周忌などの法事のときのお坊さんへのお礼は「お経料」でよろしかったのですか。

「お経料」ではなく、「お布施」として差し上げてください。戒名料・読経料とすると、商取引的になってしまうため、あまり好ましくありません。仏教協会も法施に対する財施が、いわゆる「お布施」となりますので、一律に「お布施」として大丈夫です。また、お布施の額に決まりはありません。ご遺族の方のお気持ちや、お寺さんとのご相談などで決めていただいて、その中で精いっぱいの気持ちで差し上げてください。「お気持ちで」と言われてお困りの際にはライフサポートもみじ会館でアドバイスさせて頂きます。交通費などは別に包む場合もございます。その際は「御車料」です。お食事を一緒に召し上がられない場合は「御膳料」を準備いたします。

ご近所の方のおばあちゃんが亡くなったという通知がありました。とりあえずご自宅にお線香をあげに行こうと思うのですが、服装はどうしたらいいでしょうか。喪章もつける必要があるのでしょうか。

服装は平服でよろしいかと思います。喪章をつける必要はございません。お葬式のときでしたら、男性なら黒のスーツに黒のネクタイ、女性の方でしたら、黒のスーツやワンピースなどがよろしいかと思われます。お葬式以外でしたら、平服で問題はないと思われます。喪章は、遺族側の方が喪に服しているということを示す物ですのでつける必要はございません。

うちのお寺は真言宗ですが、どのような作法で焼香したらいいのかわかりません。この際教えていただきたいのですが。

通常、真言宗のご焼香は3回です。何よりも大切なのはご焼香なさる方の気持ちです。故人が喜んでくれるような感謝の言葉を伝えるのが良いと思います。弔問者が大勢のときは、たとえ宗派で回数が定められている場合であっても丁重に1回焼香を葬儀場より勧められる場合もございます。

うちのお寺は禅宗です。どのような作法で焼香したらいいのかわかりません。この際教えていただきたいのですが。

禅宗には、臨済宗と曹洞宗と黄檗宗がありますが、特に回数についての決まりはございません。一般的に言われてるのは曹洞宗(2回)臨済宗(1回)黄檗宗(3回)ですがご焼香なさる方の気持ちが大事です。故人が喜んでくれるような感謝の言葉を伝えるのが良いと思います。真心を込めて1回でもよろしいかと思いますし、身を清め(1回)、心を静めて(1回)の2回でも、仏法僧に帰依する意味での3回でもよろしいかと思います。
元々、お香は匂い消しや清らかにするためにはじまったようです。お香の香りを感じ、心清に一心にお焼香を行うことに、仏の徳が無眼に広がっていくのでしょう。

神道でのお葬式で、玉串を捧げますね。あの後拝礼しますが、普通に神社に合格祈願とかのお参りするときの拝礼の仕方と同じでいいのでしょうか。

神道でのお葬式の拝礼は、二拝して、音を立てないように二拍手し、一拝します。通常、神社や神棚に参拝するときは拍手するときに音を立てますが、葬儀のときは両手を打つ寸前で手を止め、音を立てない拍手をします。これを「しのび手」といいます。神道には13派ありますので、その派にあわせて参拝します。

恩人が亡くなったのですが、場所も遠く、日程的にも都合がつかず葬儀にうかがえません。香典は是非にと思うのですが、どうしたらいいでしょうか。

ご葬儀に参列できない場合には、お香典を郵送する方法がございます。失礼にもなりませんのでよろしいかと思います。その方法は不祝儀袋に入れていただき、現金書留にして郵送します。お悔やみの言葉や、葬儀に参列できない事情やお詫びなど、簡単に添えていただくとよろしいかと思われます。電報をお打ちになるのもよろしいかと思われます。後日、都合のついたときに弔問されるのがよろしいかと思います。その際には、是非、遺族には連絡することが望ましいです。

うちの田舎のお寺は浄土真宗です。今度わが家に仏壇を買おうと思うのですが、真宗には位牌がありません。位牌の代わりになるようなものはあるのでしょうか。

浄土真宗ではお位牌の代わりに、法名軸という掛け軸形式のものを用いる場合があります。葬儀後、49日までは中陰壇(御骨壺を安置する自宅祭壇)に安置しますが、49日以降では法名軸はお仏壇の側面にかけることが多かったようです。白木位牌を使用することもありますので、お寺様に確認することをお勧めいたします。49日後の仏壇の中には過去帳を使用します。過去帳とは、仏具の1つで、故人の戒名・俗名・死亡年月日・享年などを記しておく帳簿の事です。過去帳がお位牌代わりになりますが、黒塗り位牌を準備される方も居られます。浄土真宗がこのように行うのは、お亡くなりになられた方を礼拝の対象にしないためです。そのご縁をいただき、自身の命に目を向け感謝するという考え方です。
御位牌や法名軸、過去帳はライフサポートもみじ会館でも手配できますので何なりとご用命ください。

うちは天台宗ですが、仏壇には両親、祖父母の位牌があります。どういう順序で位牌を並べたらいいのでしょうか。

ご両親のお位牌を向かって左へご安置していただき、ご祖父母様のお位牌を向かって右へご安置していただきます。天台宗では、向かって左に近い祖先をご安置して、向かって右に遠い祖先をご安置します。もし、33回忌もしくは50回忌を終えられているようなら、祖先のお位牌として一つのお位牌として合祀して一番右に安置します。お位牌が一人一人になられているようでしたら、ご夫婦は夫婦位牌というものもございますので、仏壇内が窮屈にならないように二人で一つのお位牌にされてもよろしいかと思いますのでご相談ください。

うちは曹洞宗ですが、仏壇には両親、祖父母の位牌があります。ご本尊の両側に置くようになっているのですが、どう並べたらいいのでしょうか。

曹洞宗では、お仏壇にむかって右側に遠い祖先をご安置し、左側に近い祖先をご安置します。ですから、ご本尊の右側にご祖父母様を安置いたします。左側にご両親様のお位牌をご安置いたします。お位牌が一人一人になられているようでしたら、ご夫婦は夫婦位牌というものもございますので、仏壇内が窮屈にならないように二人で一つのお位牌にされてもよろしいかと思いますのでご相談ください。また木の板10枚ほどが入る回出位牌(繰り出し位牌)は御位牌1本で10名分の役割を果たします。ご検討のようでしたらライフサポートもみじ会館でご準備させていただきます。

私の家には墓がありません。遺骨を当面どうしたらよいか迷っています。四十九日までにどうしても納骨を済ませなくてはいけないのでしょうか。

納骨をするのに期間の定めはありません。地域によっては葬儀火葬当日に納骨する「即納骨」ところもあります。なるべく行っていただきたいのは法要(法事)です。
仏教であれば49日の法要、神道であれば50日祭は故人を供養していくうえで必要です。お墓がないということであれば、ご自宅にご安置されても違法にはなりません。
また、霊園やお寺の納骨堂にあずかっていただくこともできますが、その場合は、期間が定められていたり金額が発生するので必ず確認をしてください。お墓や納骨堂も決して安い金額ではないので家族皆様で慎重に検討をお勧めいたします。納骨の際は火葬許可証(埋火葬許可証)が必要ですのでお忘れにならないようお願いいたします。(大体火葬後に骨壺と外箱の間に入れております)
ライフサポートもみじ会館でも霊園・納骨堂のご紹介は行っております。

息子一家は近くに住んでいるのですが、私は独り暮らしをしています。自分の名前で国民健康保険にも入っています。私が死んだら葬祭費がもらえると聞きましたが本当ですか。

葬祭費は支給されます。支給されます金額は各自治体で決まっており異なります。福岡市では国民健康保険は5万円。後期高齢者医療保険は3万円です。喪主または喪主に準じる方が申請しないといけません。申請時に持参するものは、健康保険証、印鑑、申請者の銀行口座、そして申請者が葬儀を出したということがわかる書類(埋火葬許可証や会葬御礼状や葬儀費用の領収書等)が必要です。申請の期限は2年以内です。

私は子供達と離れて独り暮らしです。死後の始末をつけておきたいので、遺言の公正証書を作りたいのですが、どこに行けば作ってくれるのですか。

公正証書遺言を作るには、本来、公証役場にご本人様が出向かれて作ることができます。但し、お体の不自由な場合などは、その限りではありません。公証人が話を聞いて遺言証書を作ってくれるので原案はまとめておきましょう。公正証書遺言を作成するには利害関係のない2人以上の証人が必要です。公証人に払う手数料も必要となります。お体の不自由な方の場合は証人2人以上を選び、出向いていただき作成することもできます。一度、公証役場にご相談されてみてください。
他に自筆証書遺言と秘密証書遺言があります。ライフサポートもみじ会館でも弁護士、司法書士、行政書士の紹介ができますのでお声掛けください。
更に詳しくは下記URL先をご覧ください。
http://www.souzoku-mado.jp/27.11.4

父は公正証書遺言を生前作っていました。これを開封するには家庭裁判所に行く必要があるのですか。遺言は勝手に開けると無効だと聞きましたが。

公正証書遺言は家庭裁判所の検認は不要です。検認が必要なのは、自筆証書遺言と秘密証書遺言です。公正証書遺言は原本が公証役場に保管してあるので無効にはならないのです。一度公証役場に手続きの仕方等、詳しく聞かれるとよいと思います。
更に詳しくは下記URL先をご覧ください。
http://www.souzoku-mado.jp/27.11.4

うちに財産はあまりないのですが、墓地は市街地のお寺に大きなものがあり、仏壇も古くて立派なものがあります。父が死んだらこの相続で税金がとられるのかなと心配しています。

税金を納める必要はございません。なぜなら墓地・墓石は非課税財産のひとつで税金がかからないのです。お仏壇も非課税財産のひとつで税金がかかりません。他にも相続のことでご心配がございましたら何なりとご相談ください。
非課税財産とは、墓地・墓石・仏壇・神棚・祭具などで、これらは相続税から控除されます。簡単ではありますが遺産額が3,000万円以下の場合は相続税は無税となります。詳しくはライフサポートもみじ会館にお問い合わせください。士業の紹介も可能です。

人によって遺族の代表者のことを「喪主」といったり「施主」といったりしますね。どちらが正しいのですか。それとも何か違うところがあるのですか。

喪主、施主は一般的には葬儀を主宰する人という意味では同じですが、厳密には異なります。喪主とは、家を継承する人のことでご当家の代表者のことで、施主とは、「布施する主」を意味した言葉で、ご葬儀の費用を負担し、運営する責任者のことを言います。通常の故人葬の場合には、喪主と施主が同じ場合が多いです。社葬の場合、喪主がご当家で、施主が会社となるケースがほとんどです。

私は町会の者ですが、このテントでは受付が狭いので、もっと大きなテントにしてくれませんか。遺族には後で私の方から了解をとっておきますから。

アドバイスいただきましてありがとうございます。金銭も関わることですので私の方よりご遺族にお話しさせていただきます。その他にお困りごとはございませんか。何かございましたら何でもお申し付けください。

お供えの生花を出させていただいた会社の者ですが、当社社長のお花が後ろにきていますので、
これをもう少し真ん中寄りに変えていただけませんか。

供花の配置につきましては、ご当家様にお決めいただいてますので、勝手な移動ができません。一般的には遺族親族の順より故人様、喪主様、息子様と縁が強い方の関係者様よりの配置とさせていただいております。ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

祖父の火葬の件ですが、今は夏で遺体が傷みやすいですから、今日中にお願いできないでしょうか。亡くなったのが昨夜11時でしたから、できますよね。

日本の法律では死亡後24時間は火葬ができない決まりでございます。昨晩23時のお亡くなりですので今晩の23時までは火葬ができません。しかし23時の時間帯には火葬場は営業しておりませんので最短で明日の日中になります。火葬するまでには火葬予約もしないといけませんし、指定の役所で火葬許可書(埋火葬許可証)を発行していただかなければいけません。いずれの手続きもライフサポートもみじ会館で代行しておりますのでご安心ください。
コロナウィルスなどの法定伝染病の方は24時間以内での火葬ができます。

祖母が寝たきりになって3年になるのですが、この頃特に弱ったようなので、息を引き取ったとき、どうずればいいのでしょうか。お医者様は月に一度往診に来てくれていますが、家族は私1人だけなので心細いのです。

いざという時にはご連絡ください。すぐにお伺いいたします。お祖母様が息を引き取られた際には、まず来ていただいているお医者様を何時でもよいのですぐにお呼びください。死亡の確認が必要です。その後、死亡診断書を発行していただき手続きへと進む形となります。医師だけでの死因の判断が困難な場合は「検視」を行わなければいけなくなります。その際の管轄は警察になります。

私の経営するアパートに入っているご老人が亡くなりました。この方は身寄りのない方です。どうしたらよいのでしょうか。

それは誠に大変様でございます。まず警察に連絡し、身寄りを調べていただきましょう。葬儀をだしてくれる身近な人がいない場合は、役所が故人の戸籍をたどって遠縁でも親族を探し、遺体の引き取りや火葬を依頼するのが一般的です。それでも引受人がいない場合は、死亡地の自治体が葬儀・火葬を行います。その際は宗教儀礼は行われません。直葬に準じます。死亡届けの届出人には家主様がなる場合もありますのでその際はご協力ください。
もし手続き等でわからないことがあればいつでも相談にのります。

死亡直後に亡くなった方に水をあげますが、あれは何と言いましたかね。また、あの作法があったら教えてほしいのですが。

死に水(しにみず)、あるいは末期の水(まつごのみず)と言います。お茶碗に水を入れ、綿棒を水に浸し、亡くなられた方の唇を潤します。脱脂綿を割り箸に巻く方法や樒(しきみ)の葉を使うこともあります。本来は、臨終を看取った人が順番で行うものであるので病室で行うケースが多いです。看取れなかった方のためにも自宅や葬儀場で行うこともあります。
行いたい場合は是非スタッフまでお声掛けください。末期の水は、亡くなられた方の蘇生を願うためとも言われています。また亡くなる時は、喉が渇くからとも言われております。

(電話で)佐々木と申しますが、母がいま加藤病院で亡くなったのですが、これから病理解剖することになりました。いつ来てもらえますか。

この度はご愁傷様でございました、心よりお悔やみ申し上げます。病理解剖の終了時刻を病院に確認させていただき、早めにお伺いさせていただきます。事前にご相談されたいこと等がございましたらすぐにお伺いさせていただきます。伺う場所がございましたら場所を確認させてください。

(電話で)相生町1丁目の及川ですが、祖父が階段から落ちて息をしないのです。死んでしまったようですがどうしたらいいでしょうか。

すぐに救急車を手配してください。救急車が来るまで動かさないでください。冷静にもう一度呼吸と脈拍をみてください。場合によってはAEDの使用をお勧めします。近くにあるコンビニや公共場所へ向かって下さい。AEDを使用してよい場合は、「意識(反応)がない場合」、そして「正常に呼吸していない場合」とあります。これはすなわち「傷病者が心停止である判断した場合」です。これに対し使ってはいけない場合(禁忌)には、「意識がある場合」「呼吸している場合」「脈拍が確認できる場合」とあり、すなわち心停止に至っていない場合には使用してはならないのです。

喪主というのは誰がなればいいのでしょうか。私は母か兄がいいと思うのです。しかし、父の遺言には、葬儀の喪主と家の墓は次男であるが同居しているお前が継げと書いてありました。

遺言のとおり、ご次男様が喪主になられてよろしいと思います。お亡くなりになられた方が言い残されたことを優先したほうが良いでしょう。お父様と同居しており最後まで面倒みられたということと、本来、家を継承される方が喪主になられることが昔は多かったので墓地も継ぐよう言われているご次男様が喪主になられるべきだと思います。お母様とお兄様にも一度ご相談されたらご理解いただけると思います。


父は遺言に「私の葬式は田舎の寺でやるように」と書いてあったのですが、母も兄も反対で「こちらでやりたい」と言っています。この遺言は守らなければいけないのでしょうか。

遺言として法的に有効なのは、財産や承継者を指定することなので今回のように葬儀場所に関しては当てはまりません。但し、無効というわけではないのでなるべく尊重してあげた方がよいでしょう。生活の拠点がこちらであれば、お参りの方もこちらが多いと思いますのでこちらでお骨に還し、田舎の寺で骨葬をしたらよろしいかと思います。もしくはこちらで葬儀をした後に、法事でお寺を利用するのもよいでしょう。お寺様にも相談されてみてください。

亡くなった母のお葬式の宗旨をどうしたらよいか悩んでいます。
うちは代々大正寺の檀家ですが、母は熱心なカトリックの信者です。洗礼も受けていて、毎週日曜日には教会に行っていました。父はカトリックでしていいと言うのですが。

この度は誠にご愁傷様でございます。カトリック式で葬儀を行うことは可能です。皆様もご納得のうえであれば大丈夫です。お寺の住職にもお話は念のためされることをお勧めします。場合により納骨は大正寺の墓地にできない可能性もあります。その際は教会墓地に新たにお母様の墓地をご準備する必要がございます。最終的には夫婦で別の墓に入る可能性もあります。

うちのお墓は市営霊園にあって、お寺との付き合いもありません。家族の意見としては宗教と関係なく葬儀をしたいと思うのですが、そんなことできるのでしょうか。

市営霊園は特定の宗教でないと納骨できない決まりはございません。つまり他の宗教でも納骨は可能です。念のためにご家族やご親族の方々にもお伝えして理解をいただくと良いと思います。特定の宗教がなければ「無宗教」という形で葬儀を執り行うことも可能です。故人様の趣味を前面に出す企画だったり、音楽を主に流したり演奏する「音楽葬」、お食事主体の「お別れ会」なども自由に行うことができます。

父の葬儀のことですが、今日は1月4日ですよね。皆さんがお正月気分のときお葬式のご案内をするのも気がひけてしまいます。何かいい方法はありませんか。

ご家族(故人様が形成された家族)だけで葬儀を執り行い、先にお骨に還します。その後、「骨葬」という形で親族やご友人を集め本葬儀を執り行う方法がございます。
この場合、お知らせはお骨に還した後に連絡するのが一般的です。以前は松の内(関東1/7、関西1/15)までは連絡は避けたほうが良いと言われていましたが、最後の拝顔が叶わず、残念に思われる方もいらっしゃるでしょうから、お付き合いの度合いを考慮してお声掛けの判断をされることをお勧めいたします。
他には「エンバーミング」や「保冷の霊安室」を利用して御身体を維持して葬儀を行う方法もございます。

私は、今はまだ1月4日ですから今は家族だけで密葬にして、1月15日を過ぎてから父の葬儀をしたいと思うのです。ところで密葬には菩提寺の住職をお呼びした方がいいのでしょうか。

密葬でも菩提寺の住職はお呼びしたほうが良いです。なぜならご遺族にとっては密葬でもきちんとしたお葬式だからです。最近の傾向としては、そもそも家族葬を検討される方も多く、終わってから連絡される方も多いです。
以前は松の内(関東1/7、関西1/15)までは連絡は避けたほうが良いと言われていましたが、最後の拝顔が叶わず、残念に思われる方もいらっしゃるでしょうから、お付き合いの度合いを考慮してお声掛けの判断をされることをお勧めいたします。
他には「エンバーミング」や「保冷の霊安室」を利用して御身体を維持して葬儀を行う方法もございます。本葬儀をされない場合は49日法要などで親戚にお声掛けする場合もございます。

父は脳溢血で突然死んだものですから、葬儀のことは夕方姉や兄が来てから決めたいと思います。お寺にもまだ連絡していません。今夜とりあえず家族だけで仮通夜したいと思うのですが。それでいいでしょうか。

この度は急なことで誠にご愁傷様でございました。ご家族様だけで仮通夜としてお過ごしいただいて大丈夫です。お寺様には、連絡を入れてあげてください。枕経に来られるかもしれません。御葬儀の事やご親戚様への連絡は日時が決まってからの連絡で大丈夫です。主要なご遺族様が揃われてからお葬式のお話をしたほうが良いでしょう。故人様の御身体の処置はライフサポートもみじ会館にお任せください。

ちょっと、祖母の遺体に触るとき、そのビニール手袋とってくれない。汚いものを扱うみたいで嫌なのよ。もっとも私も触りたくないけど。あんたがただったら専門家なんだからいいでしょう。

大変申し訳ございません。この手袋は亡くなられた方を大切にお世話するためのものです。故人様の御身体の傷口等はきれいに手当てしておくことはご遺族様の安全のためにも必要なことなのです。また、故人様の御身体をきれいに保つことも尊厳を守るためにも大切なことです。決して故人様を汚いものとして扱っているわけではないので、ご理解くださいませ。

この地域では通夜振る舞いと言って、通夜の弔問客にはご馳走する習慣があります。しかし家は狭いし、皆疲れているのでしたくありません。だけど、来てくれた方には何か代わりにお礼をしたいのですが、いい方法はないでしょうか。

通夜振る舞いの代用として、通夜返礼品というものがございます。お疲れの方にもご自宅でゆっくりご供養ができるように、お酒や食品を詰め合わせた物の返礼品がございます。最近では、お通夜のご会葬にお車で来られる方が増えておりますので飲酒運転の心配もございません。弔問客が多い場合ですと、供養所に入れない方も出てくるので、この方法なら全ての人に御礼ができるのでお客様のご希望に添えるかと思います。
ライフサポートもみじ会館でも承りますのでご用命ください。

葬儀で焼香のとき名前を読み上げますね。大切なお客様もいるので、あれをしてほしいのですが、参列者全員の名前までわからないからどうしたらいいでしょうか。

それは指名焼香と言われており、大切なお客様のお名前を読み上げまして、一般の方の前にご焼香していただくことができます。指名焼香していただきたい方のお名前を事前に教えてください。名前の間違えは大変失礼ですので確認してください。ご焼香は来賓焼香という形をとり、一般ご会葬の皆様のご焼香の前にお名前を呼び上げてのご焼香となります。呼び上げる順番の確認もさせていただきます。

告別式が終わると玄関に喪主が立って挨拶していますね。あれは誰が立たなくてはいけないか決まっているのですか。喪主である母は高齢で体が弱いから、私たち子供達が代わってもいいものなのでしょうか。

挨拶を誰がするかという決まりはございませんので代わってもかまいません。立ってご確認するのを立礼もしくは答礼と言います。お母様にも事前にお話しください。どうしてもされたい場合は、椅子をお持ちしますので、座りながらでも良いと思います。葬儀終了後、出棺前に一般的にはご会葬いただいた事へのお礼と言われ、ご当家様を代表しまして一礼にてご挨拶します。お母様の体が心配ですので、決して無理をされないような選択をしてください。

出棺の時の遺族の挨拶。あれは誰がやらなくてはいけないという決まりはあるのですか。また、どんな内容の話をしたらいいのでしょうか。

一般的には最近は喪主や親戚代表がされていますが、特に決まりはございません。また、内容につきましては形式にこだわらずご遺族の率直な思いが表現されればよいと思います。喪主がお疲れだったり高齢の場合は代わりの方がご挨拶されております。ご挨拶は本日のご会葬のお礼やお亡くなりになられた方の最期の様子やエピソードなどを添えてもよろしいかと思います。ご当家様を代表し、感謝の気持ちと想いを述べられればよろしいかと思います。参考までに挨拶の例文もございますのでご相談ください。

亡くなった祖父は95歳と高齢なので、本人の親しい友人もいません。叔父一家くらいを呼んで、身内だけでごくシンプルな葬儀をしたいと思います。どうしても必要ということでなければ祭壇もなしでいいと思います。費用の方はどうなりますか。

その場合は直葬や火葬式と言って、儀礼をしないで火葬をすることだけ目的としたお葬式になります。ライフサポートもみじ会館では12万円で提供しております。このプランの場合、火葬までの時間を一緒に過ごすのか?お寺様を呼ぶのか?などご親戚の方にもご理解いただくために説明をされることをお勧めいたします。

死んだ父は付き合いが広かったから生花がたくさんくると思われます。誰が先ということになると問題になりそうで困っています。何かいい方法はないですか。

芳名版と言って芳名を記載した木札だけを並べて会場の入り口等に紹介する方法がございます。この時は個々の生花に名札はつけません。芳名版には順不同や五十音順と掲示することで順番を気にすることが無くなります。頂いた花を祭壇の一部として使用する方法もございます。
ライフサポートもみじ会館スタッフまでご相談ください。

この地域では骨壺にお骨を少ししか入れないらしいけど、私は関東の人間だから全部持っていきたいのですが可能でしょうか。火葬場の職員がダメだなんて言わないでしょうか。

ご安心ください。すべて納めていただく事が可能です。火葬場にはこちらから連絡しておきます。骨壺も大きいものをご準備しましょう。一般的に東日本では全収骨と言って7寸壺を使用します。西日本ではお骨の一部だけを拾うため5寸壺が一般的です。これは墓地のカロート内(収める部屋)が狭く作られているためです。残った御遺骨は火葬場で丁重に供養され、決まった寺院等に埋葬されます。火葬場の自治体ごとに場所が違いますので、お知りになりたい場合はお調べいたします。

ここの町のお墓と田舎のお墓の両方に納骨したいため分骨したいのです。納骨には火葬許可証が必要だというが一枚しかないから困っています。分骨したい骨を納骨するときには何の書類がなくても墓地では受け入れてもらえますか。

分骨する際には「分骨証明書」が必要となり、その書類が納骨には必要になります。火葬場で分骨証明書は発行されるのでご安心ください。本骨を納骨する際には、火・埋葬許可証を墓地管理者に提出します。分骨を納骨する際には、分骨証明書を墓地管理者に提出します。分骨をずっと手元で供養される場合でも先々の事が未確定なら火葬時に分骨証明書を必要分発行していただく事をお勧めいたします。本骨を納骨した後に分骨する場合は、墓地管理者に発行してもらいます。それが叶わないときは所町村役場でも可能ですのでお尋ねください。納骨する日にちは埋葬される墓地と事前にお打ち合わせをしておくとよいでしょう。

この地域では香典返しをその日のうちにやってしまうそうですね。しかし私は、ちゃんと四十九日が過ぎてからお返ししたいのですが、どうしたらいいでしょうか。

49日が過ぎてからお返ししてもかまいません。メリットはきちんと金額に沿ったものを送れることです。49日の法要が済んだことを知らせる挨拶状と一緒にお送りします。丁寧なお返しだが送り先を調べなくてはならなかったり、住所が不明な方だったり、連絡先もわからずお返しできない方も出てくる可能性があります。その日のうちにお返しすることを当日返しと呼び、ある程度のものをお返しして、過分な御包みだけ後から金額に合わせて送るお返しの方法もあるのでご安心ください。一般的に後から送るお返しを後返しと言います。

知り合いが葬儀を頼んだ時に最初に「いくらかかりますか」と聞いた際に「80万円」と言われたそうです。それが終わってみたら、お寺さんの費用は別だ、引き出物はギフト屋だから別、食事は寿司屋だから別だなんて。合計で180万円の請求がきたとの事です。知人は全部で80万円だと思ったから頼んだようなのですが、御社でもそうなりますか?

それは説明不足です。そのお知り合いの方には葬儀業界に携わるものとして、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。ライフサポートもみじ会館ではそのようなことはございません。もちろんお寺様のお布施、会葬返礼品、お食事等の費用は実費となります。これはお客様の人数規模によってそれぞれ変動するためです。ライフサポートもみじ会館ではそれも含めたお見積りを提出させていただきます。葬儀プランに関しては基本的には全てセット商品ですから追加はございません。ご安心くださいませ。

お宅に印刷を頼んだ会葬礼状の中の母親の年齢が本当は89なのに享年90歳と書いてあった。まちがいでしょう。叔母に校正を任せた私もいけなかったが、会葬礼状の分を値引いてほしい。

私どもの説明不足で誠に申し訳ありませんが、間違いではございません。
享年というのは、数え年で生まれる前のお腹の中の1年間を足した年齢なのです。御位牌も同様になります。お寺様によっては「行年」という言葉を使う方もいらっしゃいます。お寺様の考え方によっても満年齢で記載される方もいらっしゃいますので、確認が必要です。

父の仕事の関係者は全国に広がっているので、新聞で知らせたいのですが、死亡記事と死亡広告とはどう違うのですか。

死亡記事というのは新聞社の規定によりニュースとして掲載する必要があると判断された場合に掲載されます。死亡広告というのは誰もがお金を払えば掲載することができます。一般的には広告代理店が窓口となり新聞社に掲載申し込みを行います。新聞に出す場合の広告費用は一番小さい枠でも5万円前後はかかります。社葬をする場合などは、訃報連絡と社葬日時を記載して案内します。直接新聞社に連絡することで死亡記事として掲載されることもあります。

葬儀のお知らせで「ご供花ご供物ご香典の儀は固くご辞退申し上げます」と書いてあるのをよく見かけます。あのような言葉が書いていないときは、香典は受け取るということなのですか。

辞退の記載や会場での掲示がない場合は受け取るということで間違いはありません。
社葬などの大きな葬儀やお別れ会等では辞退するケースが多いです。最近は家族葬などの近しい身内だけでお葬式を行う場合も多いですが、この時も辞退するケースが増えてきております。ご辞退は亡くなられた方やご当家様の意思で決めることができますが、香典は亡くなられた方に対する弔意を明らかにするものでもあります。香典辞退は弔問者の気持ちを傷つけることもあるので注意が必要です。家族葬の場合は事前の案内が行き届かない場合がありますので注意が必要です。何の明記もなければ受け取ることを意味しております。

うちはキリスト教ですが、お別れはみんなが慣れている方法がいいという意見が出て焼香にしようとなりました。神父さんもいいと言ってくれました。キリスト教の焼香はどうするのですか。

キリスト教では本来は「献花」が一般的です。焼香は仏教の作法ですから基本的には行いません。しかし葬儀の場となるとキリスト教信者だけが参列するわけではなく、皆が納得できる形で故人を弔うことが何よりも大切だと考える教会も多くなりました。焼香する場合には特に決まった作法はありません。各自自由な方法で焼香してよいでしょう。大切なのは亡くなられた方を弔う気持ちです。

叔父の家は揃って熱心なプロテスタントの信者ですが、叔父の葬儀ではキリスト教だから献花するのかと思ったら「しない」と言うのです。間違っているのではないですか。

プロテスタントでは献花をしないこともございますので間違いではございません。プロテスタントのご葬儀の場では、亡くなられた方の冥福を祈ったりするような慰霊の場ではないとされています。故人ではなく神に祈りを捧げるとともに、気落ちした遺族を慰めるという考えがプロテスタント式のお葬式です。亡くなられた方を祈るということはしないため、献花をしないこともありますが、献花をしてはいけないということではございません。ご遺族と、教会でよくお話して決めることが良いでしょう。

父の葬儀を実家でやるのですが、香典返しは「即返し」だと言います。それだと、どのくらいの金額相当の商品を返したらいいかわからないじゃないですか。また、みんな同じ商品だったら、3万、5万と包んでくれた方には失礼だと思うのですが。

当日にお返しすることを、「即返し」「即日香典返し」「当日香典返し」といいます。一般的な5,000円位までの御包みの方には2,500円までの商品を葬儀の場で渡して御香典返しを済ませるという方法です。住所連絡先が分からずお返し忘れもなく、何よりもご遺族様のお手間が格段に減ります。高額な御包みをされた方には、「後返し」という49日法要後にお返しする方法でより気持ちを込めてお返しします。御礼状には奉書式の巻紙タイプの礼状を付けます。送り先などを調べないといけませんが、高額な御包みをされる方は、より近しい方だと思いますのでそこまでご負担は増えないと思います。ライフサポートもみじ会館でもお手伝いいたします。

友人の三回忌に招かれましたが、お金を包むとき表書きをどうしたらよいでしょうか。ちなみに日蓮宗のお寺でするそうです。

表書きは、「御仏前」「御香典」と書きます。すでに仏になっているという考えからです。袋は不祝儀袋を使用します。お葬式や法事に使う水引は、黒白の水引、銀一色の水引、黄と白の水引の3種類が使われます。
一般的には一周忌までなら黒白の水引のものを使います。三回忌以降には黒白の水引きを使わずに、黄白の水引を使う地域もあります。(黄白はお布施用にも可)
次に、銀一色といって結びの左右が全て銀色の水引きもあります。これも仏事全般に使えますが、黒白の水引きのものに比べると少々割高ですので、中に入れる金額が少し多めの時に使用するのが作法です。最近はコンビニ等でも販売しております。お見舞い用と間違えないようにご注意ください。

年寄りが「仏壇におさめるのは札位牌はやめて繰り出し位牌にした方が年忌法要に便利だ」と言っていたのですが、これはどういう意味ですか。札位牌が普通の位牌だということはわかりますが、繰り出し位牌がわかりません。

繰り出し位牌とは、(回出位牌とも書きます)亡くなられた方の戒名などを記した板を祥月命日順に並べて一基の位牌としたものを言います。ご先祖様の御位牌が多くなった際などに1枚の位牌にまとめることができます。札位牌から繰り出し位牌にされるのならば、お寺様に札位牌を預けてお焚き上げをしていただきましょう。順に並べるので年忌法要に便利と言われています。通常の供養では33回忌もしくは50回忌をもって弔い上げとしますので、期間を過ぎた位牌は以後先祖代々の位牌に合祀されるのが一般的です。繰り出し位牌の板も同様です。
ライフサポートもみじ会館では繰り出し位牌も手配承りますのでご用命くださいませ。

うちは浄土宗で、檀家総代していた家なものですから代々院号がついて合計9字になる戒名をいただいています。本当の戒名は2字だという話を聞きますが、9字の構成はどうなっているのですか。

浄土宗の戒名は「院号」「誉号」「戒名」「位号」から構成されています。「院号」はお寺への貢献度などで付与されるものです。檀家総代をされているので付与されているものと考えられます。「誉号」は僧侶だけでなく、五重相伝を受けた檀信徒に授与されたものであります。「誉」の字がつくのは浄土宗の特徴です。「戒名」は仏教に帰依したものに付けられる名前でこれが本来の仏様の名前となります。基本的に生前の一字を組み合わせて作られます。「位号」は年齢や性別によって与えられています。浄土宗では戒名の一番上に「梵字」と書くことがあります。

普通、戒名は院号がついたら最後は居士か大姉かと思っていたら、日蓮宗では違うと聞きました。どう違うのですか。

日蓮宗では位号のところは信士もしくは信女が多く使われます。また日蓮宗の場合、戒名とは言わず、「法号」という一般の方でも院号が与えられています。特徴としては「法号」に「日」の字が入り、「道号」には男性なら「法」、女性なら「妙」の字が入ります。居士や大姉または大居士や清大姉は特別に貢献された阿多に与えられています。「法号」は上から順に院号、道号、法号、位号で構成されております。

うちの宗派がよくわからないのです。昔、実家の過去帳を見たとき、戒名ですか、あれに全部「釈」という文字が入っていたことを記憶しています。あと祖母が「うちはおひがしだ」と言っていたように思います。宗派がわかりますか。

お客様のご宗派は浄土真宗の東本願寺真宗大谷派になると思われます。通称「おひがし」と呼ばれていますが、昨今は東本願寺派と真宗大谷派に分かれていますので、お付き合いの寺院の所属先をご確認ください。浄土真宗では戒名と言わず、法名と言い、法名の前に「釈」という文字が入るのが特徴です。釈とは釈尊の弟子になることを表しています。浄土真宗には西本願寺派もございます。

葬儀の時に戒名の頭に「新帰元」という文字がついているのを見ますが、あれはどういう意味でしょうか。仏壇の位牌にはないようですが。

新紀元というのは新しく仏になったことを意味しております。戒名の頭の文字として使われ、白木の位牌にのみ付けられます。白木の位牌は49日まで用いる位牌のことです。49日以降の忌明けの仏壇に納めるのは塗りの位牌になるため付けません。49日までは新しい仏とされ、以後仏壇へはご先祖様の仲間入りの為付けないとされています。

うちの仏壇は飾り金具のついた立派な金仏壇で、柱まで金箔なんです。東京に父が持ってきて以来、寺との付き合いもなく、父の葬儀をしようにも宗派がわかりません。宗派がわかりますか。

お客様のご宗派は浄土真宗本願寺派だと思います。飾り金具蒔絵などを施された仏壇は主として浄土真宗で用いられているからです。浄土真宗には西本願寺派と東本願寺派(真宗大谷派)とあり、柱まで金箔なのは西本願寺になります。
お寺様との付き合いがなければ同じご宗派のお寺様をライフサポートもみじ会館でご紹介することもできます。お布施も定額でご安心いただけます。

田舎の寺のお墓を面倒みることになり、こちらの市立霊園にあるお墓を整理して田舎の墓に一緒にしようと思います。どういう手続きが必要ですか。

霊園を管理している市区町村長から改葬許可証を受け取り、埋葬時に田舎のお寺様に提出する必要があります。いったん納めたお墓から遺骨を別のお墓に移すことを改葬といいます。田舎のお寺様にもご挨拶の電話と埋葬の日にちを事前に打ち合わせしておいた方がよいでしょう。福岡市の場合は墓地や納骨堂がある区の生活環境課へ改装許可申請書2部と申請者の印鑑が必要です。福岡市の霊園(平尾霊園・三日月山霊園・西部霊園)は住宅都市局みどり運営課092-711-4407にお申し込みください。自宅に保管していた分骨の遺骨には改葬許可証は不要で分骨証明書だけで移すことができます。

父が亡くなったとき、私たち夫婦も一緒に入るために民間霊園にお墓を造りました。これで安息の地ができたと安心したらお墓は借地だというではありませんか。
私たちには子供がいません。私たち2人とも死んだらどうなるのですか。

お墓についてはお墓を買うと申しますが、お墓を使う権利を買うことで、土地を買うわけではございません。お客様の場合、永代供養墓というものがございます。永代供養墓というのは承継者がいなくとも墓地契約が継続する限り存続するお墓のことです。契約期間が過ぎて承継者がいなければ、予め定められた合祀墓に合祀するという方法が一般的です。また、最初から合祀しておく形式の永代供養墓もあります。一度、霊園の方にご相談されてみてください。

私は海が好きなもので、死んだら海に散骨してもらいたいという希望があります。しかし、子供たちはそれではさびしい、墓がないとなぁ、と意見が合いません。どうしたらよいでしょうか。

遺骨をわける方法がございます。遺骨を分けることを「分骨」といいます。分骨には納骨するときに分骨証明書が必要です。火葬場でいただけますので大切に保管してください。一度納骨した後に分骨される場合はお墓がある自治体で発行手続きを行います。分骨か本骨のいずれかを散骨にすることでお子様たちにもご説明してみてください。
散骨はライフサポートもみじ会館で承りますので何なりとご相談ください。

夫は通勤の途中、事故で亡くなったのですが、サラリーマンなら普通もらえるはずの健康保険の方からは埋葬料が出ないと聞きました。何か方法はないですか。

この度は誠にご愁傷様でございます。ご主人様のように亡くなられた原因が通勤中の場合、健康保険からの死亡給付は受けられず、労災保険より受給する形となります。通勤災害の場合には葬祭給付が受け取れます。葬祭給付の請求は「葬祭料請求書」または「葬祭給付金請求書」を所轄の労働基準監督署へ提出します。葬祭料の支給額は30日分の給付基礎日額に315,000円を足した分です。上記の額が給付基礎日額の60日分に満たなかった場合は給付基礎日額の60日分の給料分が給付されます。請求には死亡診断書もしくは死体検案書の添付が必要となります。通常は葬儀を行った遺族に支払われますが、故人に遺族がいない場合や、居ても来ない場合など会社や友人が行った場合はその会社や友人に支払われます。さらに通勤災害の場合は、ご遺族に遺族年金または一時金の請求もできます。葬祭給付の時効は2年で、年金の時効は5年となっています。

夫は3月に亡くなったのですが、所得税の確定申告をいつまでにしなければならないのでしょうか。入院しており、医療費も3ヶ月で50万円かかっています。これは全額控除されるのでしょうか。

確定申告は亡くなられた日の翌日より4ケ月以内にする必要があります。医療費が年間で10万円以上の場合には、医療費が10万円(または年間所得の5%の少ない方)を超える部分については医療費控除が適用され、確定申告から控除できるため、お客様の場合、40万円まで控除されます。亡くなられた方の確定申告は1月1日から死亡日までのものを4ヶ月以内に行う必要があり、亡くなられた方が前年の確定申告をされていない場合は、この4ヶ月以内にしないといけません。亡くなられた後の支払い分は相続税申告時に控除できます。

夫が死に、遺言で妻である私に遺産のすべてを相続させるとしてくれました。ところが夫の兄弟が自分たちには遺留分があるはずだと遺産の4分の1を請求してきました。どうしたらよいでしょう。

結論から申し上げますと遺留分請求権があるのは、配偶者・子・親のみなので、今回の場合は兄弟姉妹には遺留分請求権がありません。遺言もあるので全財産は妻へ渡ることになります。相続の権利のある人に、遺言に関わらず一定の割合で相続できるように定められたものを遺留分といいます。遺留分は相続人が直系の親だけの場合は3分の1で、配偶者や子供の場合は2分の1となっていて、兄弟姉妹には遺留分はありません。ちなみに遺留分は相続の事実を知ってから1年以内もしくは相続の開始から10年を経過すると時効になり権利は消滅します。法定相続人が配偶者と兄弟姉妹の場合、配偶者が4分の3、兄弟姉妹は4分の1なので遺言がない場合と勘違いされたのでしょう。

亡くなった父の相続税のことですが、相続税はどこに、いつまでに納付しなければならないのでしょうか。

相続税は相続の開始を知った日より10ヶ月以内に所轄の税務署に納付しなければいけません。所轄の税務署とは亡くなられた方の死亡時の現住所の税務署となります。所轄税務署に申請書を出し納付します。金銭での納付が原則ですが、困難な場合は一定の条件のもとで物納や延納も認められています。
ライフサポートもみじ会館でも税理士事務所をご紹介させていただいております。相談は無料です。

葬式費用は相続税の対象となる遺産から外すことができると聞いていますが、その範囲はどこまでですか。

お客様のおっしゃるとおり、相続の際に遺産から葬式費用を外すことができます。その範囲については、被相続人(お客様)のご葬儀にかかった費用です。葬儀社への費用、寺院関係費用、接待費用、火葬にかかる費用、霊柩車等の車輛費用が控除されます。お香典返しの費用や法要に関する費用等は葬式費用としては認められません。仏壇・位牌・墓地納骨堂に関する費用も認められません。

うちはオーナー会社で、会長が死んだので社葬をしたいのですが、遺族が名前は社葬でいいが経費は自分たちでもつと言ってきました。会社で経費を出した方がいいと思うのですが。

社葬というのは会社に貢献した方に対する会社の行事です。または、これからの会社体制を取引先にアピールする場所でもあります。したがって会社での規定に基づき負担された方がよろしいかと思います。役員会で議事録に残しておきましょう。今一度よく遺族と相談されてください。御身体がある密葬では個人葬として家族親族のみで行い、社葬では骨葬としてお別れの会とすることもできます。

うちは若い会社なため、これまで社葬の経験がありません。専務が亡くなったので、社長が社葬にすると言うのですが、社内手続きとして必要なことはありますか。

役員会での議決と議事録が必要になります。社葬規定を作られたほうがよいでしょう。遺族にも社葬とすることでの同意が必要です。葬儀委員長は社長がよいでしょう。社葬規定のサンプル等、ライフサポートもみじ会館でテンプレートをご準備いたします。

専務の社葬をする場合、どこまでの経費を会社で負担していいのでしょうか。社長は寺院の戒名のお布施も会社が全て出してやれと言うのですが。

どこまでかの範囲は会社が決めてかまいませんが、税法上、認められない費用もあります。社葬規定で会社の費用負担の範囲を決めておくとよいでしょう。医療費や火葬の費用は経費としては否認されます。戒名やお布施など個人に関わる費用も否認されます。会社で支払う費用範囲についてはご遺族にもお話しておくとスムーズに進みます。

当社では社葬をするにあたり、香典を受け取るかどうか悩んでいます。中には「密葬の通知が来なかった」と香典をお持ちするという方も多いのではないかと思うのです。何かいい方法はないでしょうか。

香典を受け取るか辞退するかは皆様で決めても良いと思われます。一般的には遺族への弔意の気持ちとして葬儀の際に手渡すものでありますので、社葬で受け取る形を選択する場合でも遺族が受け取る事が良いでしょう。香典返しをする場合は、会社負担で行うと、遺族側への贈与税となりますので注意が必要です。会社が香典を受け取ると雑収入処理が必要となります。最近の社葬では香典辞退したり供花辞退をされる企業も増えてきております。その他、会社が受け取るなら社会福祉団体等への寄付の形もあります。

友人が「亡くなるとお父様の銀行預金が封鎖されて出せなくなるから、今のうちに当座のお金と葬式費用くらいは引き出しておいた方がよい」とアドバイスしてくれたのですが、どうしてですか。

亡くなると、亡くなられた方の財産は遺産となり動かすことができなくなるためです。口座の凍結は各金融機関が亡くなったことを知った時点で凍結されます。相続が決定して初めて遺産は動かせるようになります。葬式費用程度なら相続人の認印があれば窓口で引き出せます。正式に凍結を解除するには故人の戸籍謄本、除籍謄本、相続人全員の戸籍謄本と印鑑証明書、遺産分割協議書を添えて名義変更依頼書と共に窓口に提出する必要があります。尚、葬式費用は相続財産から控除されます。

火葬場からの帰りの道順で困っています。叔母は「帰りは別な道にしないとだめよ」と言うのですが、それだと少し回り道になって時間がかかるのですが。

特に帰路は気にする必要はございませんが、同乗者に気にされる方がおられる場合は配慮してもよいでしょう。昔から火葬場からの帰路は往路と道を変えるという習俗があります。葬列の際に死霊が追いかけてきても、迷って道がわからないようにと道を変えたことの名残といわれています。ただ死は怖いものでなく、大切なご家族様の魂ですから、突き放すような考えは持たないで最近は行わない傾向が強いです。

うちは代々神道ですが、叔父が「神道の通夜ではミタマウツシをやる」と言っていたのですが、どういうことをするのですか。

遷霊祭といい、亡くなられた方の霊を霊璽という位牌のようなものにうつし留める儀式です。遷霊祭は斎主が霊璽の覆いを外し遷霊詞を述べ、声掛け(警蹕 けいひつ)を行い、覆いをかけます。この間は室内の灯火はすべて消しておきます。別名ミタマウツシとも言います。夜間に行うのが本式です。葬場祭の前夜に行います。(通夜の時に行われるので通夜ではなく遷霊祭と呼ぶこともあります)

昨年9月に母が亡くなりましたので、知っている方には喪中はがきを出したのですが、ご存じなかった方から年賀状が来てしまいました。今さら喪中はがきというわけにはいきません。どうしたらよいでしょうか。

寒中見舞ということで出したらよいでしょう。出すタイミングとしては松の内が明けてから出しましょう。文中にはお母様のご逝去を報告して(ご逝去の)連絡が遅れたことをお詫びしましょう。お母様がお世話になったことに感謝して投函します。先様は当然初めて知ったわけですから、御香典や場合によってはお線香をあげにお参りに来られるかもしれません、その際には丁重に対応してください。
御礼状の作成や香典返しはライフサポートもみじ会館でご準備が可能です。

この前のご近所の佐藤さんの葬儀はおたくでしたよね。私も行ったのですがとてもよかったですね。ちなみに佐藤さんのご葬儀はおいくらだったのですか。

佐藤さんのご葬儀の料金はお答えできません。お客様の希望をうかがいお見積りすることはできます。佐藤さんに(必要ならば)直接お尋ねください。葬儀費用はプランこそありますが、オプションはそれぞれ違います。お葬式費用以外に、寺院、飲食、返礼品の費用もあります。

親友が死亡したという通知がありました。火葬場まで行ってお骨も拾ってあげたいと思うのですが、誰にどう頼んだらいいでしょうか。

ご家族様にはご遺骨を拾って差し上げたい旨をお伝えください。ご家族は、精神的に極めてナーバスになっていらっしゃいますので、ご遺族のお気持ちをお察しくださいご親友ということですので、おそらくご家族もお喜びになろうかと思います。